シンガポール(現地情報)

一般的な募集スキル

シンガポールには、さまざまな業界・職種の日本語スピーカー向けの求人があります。シンガポールでは商社、IT、メーカー、建設、サービス業など様々な業種の企業が進出しており、求人職種も様々です。特に東南アジア地域を管轄する企業が多いシンガポールにおいては、国内だけに留まらず、アジア地域全体に関わる仕事が経験できます。また、管轄地域内の関連会社・顧客とのやりとりが生じるため、英語力が堪能であることに加え、各地域のビジネス慣習を踏まえた対応が求められます。 オペレーションの現地化が進む中、ローカルの求職者や既に現地で就労経験のある日本人求職者中で勝ち抜くためにも、これまで以上に応募するポジションに関連する実務経験・知識が必要とされています。

語学力

英語いかに実践の場で使える英語力を身に付けることができるかがポイントになります。目安としては、TOEICスコアで最低700点程度です。

求められる人物像

現地採用ほとんどの求人で即戦力が求められており、応募するポジションに関連する実務経験・知識が必要とされているため 最低2~3年の関連経験があることが望ましいと言えます。

一般的な待遇

<日本人現地採用の場合>

給与

基本的に、給与は月収ベースで提示されます。
(現地通貨: SGD=シンガポールドル )
*為替レート: みずほ銀行外国為替公示相場
職種平均給与
営業SGD 3,800~/月
事務系SGD 3,500~/月
カスタマーサービスSGD 3,200~/月
技術者SGD 3,800~/月
管理職SGD 5,000~/月

ボーナス

AWS (固定ボーナス)

納税に当てるための手当として支給している会社が多くあります。
通常、基本給の1カ月分で年末に支払われます。

賞与 (変動ボーナス)

企業の業績や会社の功績に応じて支払われる場合があります。
基本給の1~2カ月分が一般的です。

※AWSや賞与の支払いは、企業のレギュレーション(規則)によって異なります。

所得税

所得税は、前年(1月1日~12月31日)の収入に対し、翌年3月ごろに自己申告をします。当地での就労日数が183日を超えた場合には、所得税支払いの対象となります。所得税の最高税率は22%ですが、段階的累進課税となっているので、課税所得に対する実質税率は非常に低くなっています。

生活情報

住宅

シンガポールの住宅は、コンドミニアム、HDB(シンガポール国民の8割が住んでいる公共団地) 、一軒家に大きく分けられます。シンガポールに住む外国人の多くは、コンドミニアムかHDBの独立した1ユニットを借りるか、ルームシェア(間借り)をしています。

独立した1ユニットを借りる場合

外国人用に貸し出されている物件は、プライベートアパートメントやコンドミニアムのほかに、賃貸許可を受けたHDBがあります。独立した1ユニットを借りるには、プライベートアパートやコンドミニアムで少なくともSGD2,300以上が必要になります。一人暮らし用の独立した1ユニット(ワンルームマンションなど)は少ないので、高価になります。

ルームシェア(間借り)をする場合

外国人の住居として、独立した1ユニットではなく、1部屋を間借りするルームシェアも一般的です。シェアのフラットはコンドミニアム、HDB共に数多く貸し出されています。賃貸料は、1カ月SGD800~1,300(HDB)からSGD1,000~1,500(コンドミニアム)くらいが一般的です。 ベッドルームのほかに、バス・トイレもプライベートな空間として確保されている物件もあります。 独立した1ユニットを借りる場合でも、間借りをする場合でも、入居時の費用は、デポジットとして1~2カ月分と1カ月目の家賃の合計、2~3カ月分が必要となります。ほとんどの物件には家具、電気製品がついています。また、コンドミニアムでは共同で使用できるプールやテニスコートなどの施設がある物件が少なくありません。セキュリティもしっかりしているので女性のひとり暮しでも安全です。

通勤

地下鉄(通称MRT)・バスが国民の足となっています。地下鉄の運賃はSGD0.92~、バスもSGD0.92程度からと安価です。また、タクシーの初乗り(最初の1km)料金は、SGD3程度で、日本と比較すると非常に利用しやすい額です。住む場所や勤務地にもよりますが、通勤にかかる交通費は1カ月SGD50~80程度と考えれば妥当でしょう。

※料金は2020年12月時点のものです。

医療

シンガポールの医療水準は非常に高く、安心して診療治療を受けられる現地の病院が多くあります。総合病院の医療設備に関しても非常に充実しているので、医療の質については心配ないと言えるでしょう。 通常、企業の福利厚生として社員に保険がかけられるので、事故、入院等はある程度保障されています。雇用主が負担する主なものは下記のとおりです(企業によって内容は異なります)。
  • 疾病や怪我などによる入院費
  • 交通事故に遭った際の治療費をカバーする傷害保険
  • 病気で診察を受けた場合の治療費(年間上限額が定められている場合が多い)
また、カンパニードクターがいる会社もあり、入社前のメディカル・チェックや、年に1度会社の定期検診を受けられるケースもあります。歯科治療に関しては、診療のみ認められている会社もありますが、カバーしている企業は多くありません。

日本人現地採用者 生活費例

月収SGD3,300の収入の場合

a.月収支内訳

月額給与SGD 3300
住居費SGD 1,000
光熱費(週休2日)SGD 100
電話(国内通話のみ)SGD 70
食費SGD 400
交通費(公共交通機関利用)SGD 100
SGD 1,630

b.年収支内訳

年収SGD 39,600
AWS(年末支給) *1SGD 3,300
賞与(年末支給) *2SGD 3,300
所得税(勤務日数180日以上) *3SGD 1,000
SGD 25,160
※上記以外の生活物資、嗜好品にかかる費用は個人で異なるため計算には入れていません。

シンガポールの就労ビザ申請方法

(1)査証の種類

エンプロイメントパス (EP)

マネジメントレベルやプロフェッショナル層が対象となり、給与額・業務経験・学歴・ 年齢とあわせて、雇用元の属性(資本金・シンガポールにおける設立年数・外国人比率 など)から総合的に判断されます。かつMOM (Ministry of Manpower/人材開発省)が提示する月額給与以上が必要になりますので、MOMのページをこちらからご参照くださいませ。
学歴や年齢、経験年数によりビザが取得可能となる金額が異なりますので、事前にMOMが発行するサイト内のセルフアセスメントツールにてご確認することをお勧めいたします。
以下、参照リンク(MOMセルフアセスメントツール)

https://www.mom.gov.sg/eservices/services/employment-s-pass-self-assessment-tool

Sパス
ミドルレベル向けの就労ビザです。こちらのビザも給与額・学歴・年齢と合わせて、雇用元の属性(資本金・シンガポールにおける設立年数・外国人比率など)から総合的に判断されます。かつMOMが提示する月額給与以上が必要になりますので、MOMのペ ージをこちらからご参照くださいませ。 学歴や年齢、経験年数によりビザが取得可能となる金額が異なりますので、事前にMOMが発行するサイト内のセルフアセスメントツールにてご確認することをお勧めいたします。 以下、参照リンク(MOMセルフアセスメントツール)
ディペンデントパス (DP)

月額SGD6,000以上のEPかSパスを取得した外国人の扶養家族としてシンガポールで長期滞在する際に取得するビザ(※)。EP保有者の扶養家族でDPを保有している方が就労するには、就労先の雇用主よりMOMに Letter of Consent (LOC) と呼ばれる就労申請をする必要があります。EP・Sパスに比べて手続きが簡単であること、給与・学歴などの規定がないこともあり、パートタイムなどでの就労にも有効です。
ただし、Sパス保有者の扶養家族でDPを保有している方には、LOCは発行されませんので、DPのままでは就労はできません。就労を希望される場合は、DP保有者ご自身が就労ビザを取得する必要があります。

※配偶者、21歳以下の子女対象

ロングタームビジットパス/ロングタームビジットパスプラス(LTVP/LTVP+)
配偶者がシンガポール国籍、もしくは永住権(PR)保有者でこちらのビザを保有する場合は、雇用主よりMOMへLOCの提出をすることにより、就業可能です。

(2)就労滞在に必要な手続き

採用が内定すると、まず雇用主と被雇用者の間で雇用契約書を締結します。 雇用契約書締結後、雇用主から人材開発省(Ministry Of Manpower:通称MOM)に就労ビザ申請がされます。ビザが承認されるまで、シンガポールで就労して収入を得ることはできません。 通常、就労ビザの申請から承認には2週間~1カ月かかります(申請期間中、シンガポールに滞在する必要はありません)。ビザの承認後、就労スタートとなります。 就労ビザは有効期限付きで承認され、更新が必要になります。ただし、申請した雇用関係を原則として承認されるので、退職した場合、このビザそのものの有効期間に関係なく、ビザは無効となります。 就労ビザ申請の際には下記のものが必要になります。
必ず必要なもの
1. パスポートのコピー (有効期限6カ月以上のもの)
2. 最終学歴証明書 (英文・オリジナル卒業国のもの+コピー)
3. パスポートサイズの証明写真 (過去3ヶ月以内に撮影したもの)
準備できれば揃えたほうがよいもの (ビザ申請の際のアピール材料になります)

○ 成績証明書 (英文・オリジナル卒業国のもの、コピー可)
○ 前雇用者からの推薦状又は在籍証明 (英文、コピー可)
○ その他、資格証明書、コース修了書等 (英文、コピー可)

※就労ビザは会社に対して与えられるものです。従って、採用が決定した後に申請を始めますので、採用前に取得することは出来ません。
MOMより、正式な審査基準は公開されておりませんが、就労ビザ認可において審査基準が年々厳しくなってきているようです。関連する職歴・資格・技能/技術・学歴等、総合的に審査され、認可を受けることになります。

就労ビザ等の情報は予告なく変更されることがございますので、最新の情報は Ministry of Manpower (MOM) のホームページにてご確認下さい。

Ministry of Manpower (MOM)
https://www.mom.gov.sg/

* 2020年12月時点
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